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卒業インタビュー(田中里恵さん)

田中里恵さん(仮名)は、2006年にスクールを受講し、恵比寿療法院やすらぎにてインターン生としての経験を積んだのち、「陽花療法院やすらぎ」を開業されました。「この出会いがなければ、私は今もまだ、ただの主婦だったと思います。身につけることができて本当によかったと実感しています」と語る田中さんに、受講のきっかけから開業までをくわしくお聞きしました。

田中里恵さん(仮名)のご紹介

― まずは自己紹介をお願いいたします。

 

「6畳の小さな部屋ですが、ここが私の療法院です」

埼玉県在住、38歳の主婦です。
会社員の夫と、11歳・ 10歳・4歳の3人の子供たち、そして両親と同居しています。
2006年にスクールを受講し、その後、恵比寿療法院やすらぎで施術者としてお客様にふれさせていただきました。
2008年10月、自宅近くのアパートで女性とお子さん専用の「陽花療法院やすらぎ」を開業しました。現在2年目に入ります。

この療法のすばらしさは、みなさんご存知のとおりです。身につけた施術法は、私にとって本当にかけがえのないものです。
この出会いがなければ、私は今もまだ、ただの主婦だったと思います。スクールを受講して本当によかったと実感しています。

「自分の療法院を開業しました。ほんの少し前までは普通の主婦だったけど、いまは主婦業との両立をしながら充実した毎日を送っています」

「主婦と母、そして仕事。うまく両立できています」

― 主婦でありながら、3人のお子さんのお母さん、そして療法院の運営と施術を行う田中さん(仮名)。忙しい毎日をお過ごしなのでは。現在、どのようなスケジュールで生活されているのですか。

 

家族を送り出して、家事を済ませて、自宅から5分の療法院に移動、午前10時から施術開始。これがおおよそのパターンですね。
陽花療法院やすらぎは完全予約制で運営しています。家族の行事や子供の学校行事などがある日は、あらかじめ予約を調整して休むようにしています。
主婦としての生活とはうまく両立できていると思います。ちょうどいい感じ、ですね。

 

― 田中さん(仮名)にとっての「ちょうどいい感じ」とは?

 

仕事は大好きです。ただ、仕事に身を傾けすぎて、子供たちとのふれあいをおろそかにはしたくありません。特に一番下の子がまだ4歳と小さいので…。子供たちとの時間を大切にして、あまった時間で上手に仕事をしたいのです。

 

ここはベッドひとつの小さな療法院です。でも、自分のペースで予約を調整しながら仕事ができる。大きな負担もありません。
仕事を通して人との接点が持てること、家庭の自分とはまた違う自分があることも、とてもいいことだと思っています。自分の時間をきちんと持てるようになり、生活にメリハリができました。

 

スクールを受講して良かった。開業できて、人をよくしてあげることができて、感謝してくださる人もいる。お客様から励ましの言葉を添えた年賀状などをいただくこともあって…ほんの少し前までは普通の主婦だったのに、今でもまだ自分が信じられないくらいです。毎日が本当に充実しています。

無痛ゆらし療法との出会い 「難病・紫斑病にかかった娘。母も子も追い詰められて…」

―  田中さん(仮名)が療法に興味を持ったきっかけを教えてください。

 

「根本的な治療法の確立されていない紫斑病。腹痛を抑えるためにステロイドを投与され続ける娘を見て、母親としても本当につらい思いをしました」

5年前、上の娘が紫斑病という難病にかかったことがきっかけです。
ある日突然、娘の足に赤紫色の斑が出たのです。はじめは、草むらでかぶれたのだろうというぐらいにしか考えていませんでした。そうしたら、「おなかが痛い」と言いはじめて。
病院で、紫斑病と診断されました。町の病院では対処のしようがなく、大学病院へ。ところが、大学病院でも根本的な治療法が確立されていないと説明され、「とにかく安静にしていてください」と帰されました。
腹痛への対処療法として、整腸剤を飲ませて寝かせていたのですが、良くならない。次第に食欲もなくなり、水も飲めなくなりました。娘はあまりのつらさに夜も眠れず、うずくまるような状態で…脱水症状と栄養失調を引き起こし、入院しました。
でも、入院後の処置にとても抵抗があって…。

 

―  入院後は、紫斑病に対してどのような処置がありましたか。

 

腹痛を抑えるためにステロイドを使いました。
私はステロイドに対して強い抵抗感がありました。副作用の危険性を聞いていたからです。
なんとか避けてほしいと訴えたのですが、娘の苦痛をやわらげる方法はほかになく、投与がはじまりました。
ステロイドを投与しはじめてから、たしかに腹痛はおさまりました。でも、紫斑病がよくなるわけではない…。副作用で、娘は産毛が濃くなり、髭のようなものが生え、ムーンフェイスになってしまいました。

ステロイドは一度投与をはじめてしまうと、突然切ることはできません。徐々に量を減らしてゼロに近づけていくしかないのです。娘はこのままずっと病院のベッドで我慢し続けるしかないのか…。
そのころ私は、一番下の子を産んだばかりでした。乳飲み子の世話をしながら、娘の苦しみを目の当りにし、母親としての責任感にも苛まれて、精神的に追い詰められてしまいました。突然パニックになって、むりやり娘のズボンをめくりあげ、紫斑を確認してしまうことも…。娘にも私の異常さは伝わっていたと思います。
終わりの見えない入院生活に悩んだ私たち家族は、自宅療養をすることに決めました。病院と話し合ってステロイドを内服薬に切り替えてもらいました。

その頃、紫斑病について調べていた夫が見つけたのが、無痛ゆらし療法でした。
「とにかく行ってみよう」わらをもつかむ思いで療法院へ向かい、娘に施術を受けさせました。

受講のきっかけ 「先生の手は、魔法の手みたいですね」 「あなたにもできますよ」

―  療法院での施術を受けて、お嬢さんの容態に変化はありましたか。

 

「先生の手は魔法の手のようでした。まさかその技術が自分にも学べるものとは知らず、おどろきました」

一回目の施術で劇的な変化がありました。
娘は、腹痛のほかに関節の痛みも訴えていました。療法院に入るときは、かかとを床につけることができず、おなかを抱えてうずくまるように歩く状態。
それが、施術後、すっきりとまっすぐに立てるようになったのです。
くりかえし施術を受けるたびに、娘は元気になりました。施術が終わると決まって「気持ち良かった。おなかがすいた」と言うようになって。この変化が母親として本当にうれしいことでした。そして、娘の紫斑病は快復しました。
私は療法のすばらしさを実感しました。

 

―  それでは、田中さん(仮名)ご自身が施術を学ぼうと決意した経緯を教えてください。

 

私は、もともと施術にとても興味を持っていました。将来、育児がひと段落ついた時のために、なにか役に立つものを身につけておきたい。そう思って、足裏のリフレクソロジーを勉強したり、介護や医療事務など資格の説明会に足を運んだりしていたのです。
娘の快復を目の当りにして、先生の手がまるで魔法の手のように見え、いつもベッドの脇に座って施術の様子を見つめていました。
ある日、先生に「興味があるんですか?」と聞かれたのをきっかけに、スクールがあるということを知りました。
これは魔法ではなく、技術体系があって誰にでも学べるということには驚きました。
でも、私はただの主婦。そんなのムリに決まっている、そう思いました。でも、先生から「なにも知らない人のほうが、素直に知識が入るんです。あなたにもできますよ」というアドバイスを受けて、受講を考えるようになりました。
今後、もし娘になにかあったとき、自分の手で施術してあげられるかもしれない…そんな思いもありました。

受講には迷ったけれど 「学べるならやったほうがいい。一生身につけられる技術なら安いもの」

―  スクールの受講を決めるにあたって、迷いや不安はありませんでしたか。

 

果たして本当に人に施術できるような技術を身につけられるのか? という気持ちはありました。
でも、娘のため、家族のためにぜひ学びたいという思いのほうが強かった。この療法は、病気の娘だけでなく、パニックに陥っていた私の心、そして家族の心や平和をも救ってくれた存在だからです。
家族も「学べるならやったほうがいい。一生身につけられる技術なら安いものじゃないか」と背中を押してくれました。
受講のスケジュールは、月3回と主婦業の負担にならない程度のものでした。下の子が1歳になったタイミングで、思い切って受講することに決めました。

「スクールは楽しかったです。ひとつひとつ確実に覚えていくことができました」

―  受講のご感想をお聞かせください。

 

「スクールでは、難しい言葉もわかりやすく教えてもらえました。まったくの初心者でも落ちこぼれることなく、楽しく無理なく受講できました」

スクールは楽しかったです。難しい言葉や専門用語は、わかりやすく噛み砕いて解説していただけましたから、ひとつひとつ確実に覚えていくことができました。
私と同じ主婦の方もいらっしゃいましたし、会社員、脱サラされた方、接骨院の先生、エステティシャン、年配の方といろいろな方が学びにきていました。まったくの初心者でも、落ちこぼれるようなことはありませんでした。

次の受講日までの間、自宅で家族にお願いして何度も練習しました。
とくに娘は、恵比寿療法院やすらぎでの体験がありますから、私にとってはハードルの高い存在。「ちょっと強いよ」「ママのはなんだか違うなあ」なんてダメ出しをされて。
それでも練習を続けるうちに「あっ、近づいてきた!」「うまくなったね」とほめられるようになり、少しづつ上達していきました。でも、スクールが修了したあとは、不安になりました。

 

―  なにが不安だったのですか。

 

技術は覚えたけれど、果たしてこれでお金をいただいて施術してよいのか? という不安です。もしも仕事として引き受けて、痛みがとれなかったら…。家族や友達の体にはさわることができましたが、まったく知らない人をさわる勇気は出ませんでした。
なにか自信につなげられるものがあれば…。そう考えて、恵比寿療法院やすらぎで週に1度インターン生として通わせていただき、実際の現場で学ぶことにしました。
最初の数ヶ月は、先生が施術に入る前に身体をほぐす役割をやらせていただきました。

「病気に悩まれている方とそのご家族のために、役に立ちたい!」

―  インターン生としてどのようなことを経験されましたか。

 

まず、恵比寿療法院やすらぎにいらっしゃるお客様とふれて、世の中にはこんなにも病気に苦しむ人がいたんだ、ということに驚きました。
お客様ご自身だけでなく、私のようにつらい思いをして付き添っているお母さんもたくさんいらっしゃるのです。できれば自分の手でお役に立ちたい。お子さんだけでなく、追い詰められたお母さんの気持ちを楽にしてあげたい。そんな思いが強まりました。
半年ほどたった頃、はじめて私ひとりで施術をさせていただくことになりました。その最初のお客様が、私にとって運命的な出会いでした。

 

―  はじめて施術を任せられたお客様について教えてください。

 

なんと、紫斑病の方だったのです。
やはり治療法を探してわざわざ県をまたいでいらっしゃったとのことでした。お母さまも付き添われて、本当に心配されている様子が伝わってきました。
「とにかくよくなってほしい」その一心で施術をはじめ、あとは無我夢中でした。
そのお客様は何度か来院され、快復されました。ほかの先生の施術も受けられていますから、私だけの力ではありません。でも、私にとっては「病気に悩む方とそのご家族のために、役に立ちたい!」そう決意した経験でした。

半年ほど経験を積むと、余裕がもてるようになりました。
それまではマニュアルに沿ってとにかく夢中になっていたものが、体の仕組み全体を見渡しながら施術できるようになりました。「体得」とはこのことだと思います。
たくさんのお客様とふれあって、自信がつきました。

「ベッドとシーツさえあれば、アパートの一室でも、自宅でも開業できる」

―  陽花療法院やすらぎを開業するまでの経緯を教えてください。

 

「ベッドとシーツがあれば、自宅でもアパートの一室でも開業できる。完全予約制にして、負担なく仕事しようと決めました」

せっかく身につけた技術を、このまま自分の中だけにしまっておくのはもったいない。この療法をもっとたくさんの方に知っていただくためにも、私の住む地域で開業したい。そう考えました。
ベッドとシーツさえあれば施術はできます。アパートの一室でも、自宅でも開業できるのです。
下の子はその頃3歳になっていました。まだまだ手はかかる時期ですが、完全予約制にして、自分のペースで仕事をすればいい。家族も応援してくれて、開業することに決め、準備をはじめました。

 

―  開業までにはどのような準備をしましたか。

 

最初は自宅で開業しようと思ったのですが、あいにく我が家にはスペースがなく、近場のアパートを借りました。
ほかに用意したものは、お越しになったお客様にお渡しするパンフレットとカード、ホームページです。ホームページは、主人が本を見ながら一生懸命作ってくれました。

 

―  宣伝はどのようにされたのですか。

 

「用意したのはパンフレットとカード、ホームページ」

ホームページだけです。資金もそうあるわけではありませんし、ほかにはなにもしませんでした。
はじめてのお客様は、そのホームページを見ていらっしゃった肉離れの方でした。

 

―  開業してはじめてのお客様。施術はうまくいきましたか。

 

はい。緊張しましたが、うまくいきました。ここでは自分がすべて。不安になっている場合ではありません。とにかく心をこめて施術させていただきました。お客様には大変喜んでいただいて、ホッとしました。
その後、その方からは、たくさんのお客様を紹介していただいています。

これから受講する方へのアドバイス

―  これからスクールを受講する方へ、アドバイスなどがありましたらお聞かせください。

 

迷っているなら、ぜひやってみてほしいと思います。
物事に悩んだときは「ダメでもいいからやってみよう」「まず一歩を踏み出そう」という勇気が必要だと思います。
最初の一歩。それによって、未来がどんどん変わっていきます。
人生って、なるようにしかならない。興味があって、チャンスがあるのなら、ぜひ踏み出してほしいです。
きっと、私のように変われる人がいるはずです。

さいごに

―  それでは最後に、今後の抱負やメッセージなどをお聞かせください。

 

これからも、自分のペースで、無理なく、たくさんの方のお役に立ちたいと思っています。
最初は娘を苦しめた紫斑病をとても憎んでいました。でも、いまは、紫斑病によってこの療法と出会うことができて、とても感謝しています。
うちは、家族全員ふだんからゆらされているので、あまり病気にならないんですよ。でも、このごろ困っているのは、子供がすぐに「あそこが痛い」「ここが痛い」と甘えてくることです(笑)
実は毎日、家族をゆらすのが一番忙しかったりします。そんな私のことは、誰もゆらしてくれないんですけどね(笑)

田中里恵さん(仮名)、本日は貴重なお話をありがとうございました。

これからも、たくさんの病気に悩む方のためにご活躍ください。


※陽花療法院やすらぎwebサイト

※ 取材日時 2010年3月
※ 取材制作:カスタマワイズ

恵比寿療法院やすらぎ 無痛ゆらし療法スクール

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