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卒業インタビュー(西山創さん)

中国武術全国交流大会での優勝歴も持つ武術家の西山創(にしやま はじめ)さんは、無痛ゆらし療法本科スクールを卒業後、恵比寿療法院やすらぎでの2年間の勤務を経て、地元・岡山で「岡山妹尾療法院 pepからだ工房」を開業しました。療法院を開業したばかりの西山さんに、武術修行と無痛ゆらし療法の共通点や、これからスクールを受講する方へのアドバイスなどをうかがいました。

 

もくじ

  1. 西山創(にしやま はじめ)さんのプロフィール
  2. 地元・岡山で療法院を開業して
  3. 無痛ゆらし療法に出会ったきっかけ
  4. 技術が簡単であるにもかかわらず、効果がすぐ出る驚き
  5. 武術修行と無痛ゆらし療法に共通するもの
  6. 人間の能力を引き出す喜び
  7. これから受講する方へのアドバイス

西山創(にしやま はじめ)さんのプロフィール

日本整体医学院卒。治療院勤務時代に無痛ゆらし療法を知り、2007年4月PST協会本科スクール入学。同年9月卒業。2008年3月より恵比寿療法院やすらぎ勤務、メイン施術者・セミナー講師を務める。2010年5月、地元・岡山県岡山市で「岡山妹尾療法院 pepからだ工房」を開業。


岡山妹尾療法院pepからだ工房(大成化工ビル2階B号室)

中国武術の修行者・指導者でもあり、はじめて出場した全国交流大会で最優秀選手賞を獲得(2001年散打友好大会、散打の部)。翌年出場した別の全国交流大会では2部門で優勝(2002年国際意拳会主催交流試合、散打の部・双推手の部)。現在は太極拳推手倶楽部岡山支部の代表として、「岡山妹尾療法院 pepからだ工房」の1スペースで太極拳の指導にも当たっている。

地元・岡山で療法院を開業して

-- このたびは「岡山妹尾療法院 pepからだ工房」のご開業、おめでとうございます。

 

ありがとうございます。開業してまだ1ヶ月ですが、知人の紹介を中心にお客さんも集まり始めました。恵比寿療法院やすらぎ時代と同様、痛みに苦しむみなさんの回復を助ける日々を送っています。

 

 


深いリラックスが得られる施術室。内装や調度品は西山さんが自分で選んだ。


ほっと落ち着ける待合スペース


広いフローリングの体操スペース

無痛ゆらし療法に出会ったきっかけ

-- 西山さんが無痛ゆらし療法に出会ったきっかけを教えてください。

 

私が勤務していた治療院に、無痛ゆらし療法のセミナーの案内が届いたのがきっかけでした。

その案内には、症例の一つとして、半月板損傷(※)の方が手術なしで歩けるようになったケースが紹介されていました。

 ※半月板: 膝関節の間にあってクッションとなり、膝の円滑な運動を助ける働きをする軟骨組織

 

ちょうど治療院のお客さんに、半月板損傷に苦しむお年寄りがいて、対処法がわからず悩んでいたところでした。それで興味を持ち、恵比寿療法院やすらぎに見学に行きました。

 

-- 見学した感想はどうでしたか。

 

 

これこそ自分が求めていた療法だと直感しました。

その頃私が勤務先の院長の指導の下で行っていたのは、強く押したり揉んだりすることが中心の療法でした。この療法ではお客さんの痛みが取れないケースがよくあり、気功やカイロプラクティック系の方法なども研究してみましたが、効果を確信できませんでした。

 

恵比寿療法院やすらぎで無痛ゆらし療法を見学したときは、「この方法なら効果があるだろう」と、一目見て確信しました。施術の予約電話が、見学中ひっきりなしに掛かっていたことも、確信の裏付けになりました。

技術が簡単であるにもかかわらず、効果がすぐ出る驚き

-- 無痛ゆらし療法本科スクールに入学したときの感想を教えてください。

 

技術が簡単であるにもかかわらず、教わった通りの効果がすぐ出ることに驚きました。たとえば腰痛を解消する技術の回であれば、習ったばかりの技術を腰痛持ちのスクール生に試すと、その場で相手の腰痛が引いていきました。

 

-- 無痛ゆらし療法本科スクールで習った技術を、勤務先の治療院でも試しましたか。

 

はい。本科スクールで一通りの技術を習った後、勤務先の治療院のお客さんに、習った技術を試してみました。本科スクールで教わった通りの症状のお客さんであれば、本科スクールで教わった通りの効果が出ました。

 

ただ治療院には、本科スクールでは教わっていない症状のお客さんも見えます。そういうときは、無痛ゆらし療法本科スクールの講師の方に、どうすればいいか電話で質問しました。

 

-- 質問には適切な答えが返ってきましたか。

 

はい。電話で症状を説明すると必ず、「それはこういう理由でここに緊張があるかもしれないから、こういう技を使ってみて」という風に、原因と対処法を含めた、具体的なアドバイスをいただけました。いただいたアドバイスを実行すると、たいてい、アドバイス通りの効果が得られました。

 

実際の施術で有効なアドバイスを何度もいただくうちに、「無痛ゆらし療法はすごい」という以上に、「この先生はすごい」と感じるようになりました。この先生がバックにいる療法なら、安心して実践できると思いました。

武術修行と無痛ゆらし療法に共通するもの

-- ところで西山さんは、中国武術の全国交流大会で2度の優勝経験を持ち、現在は太極拳の指導者としても活躍しています。西山さんから見て、武術の修行と無痛ゆらし療法の施術に、何か共通性はありますか。

 

あります。武術の修行と、無痛ゆらし療法の施術の間には、深いところで共通するものがある気がします。

 

-- どのような共通性があるか、教えてください。

 

承知しました。ただし私もまだ修行中の身ですので、あくまで現時点での私の理解としてお聞きください。

 

-- わかりました。よろしくお願いします。

 

たとえば、私が学んでいる太極拳に、「捨己従人(しゃきじゅうじん)」、つまり「己(おのれ)を捨て、人に従う」という教えがあります。相手を動かそうとすれば、相手はそれに反応します。相手に反応されてしまえば、こちらは動作の主導権を握れません。そうではなく、相手が動きやすいように相手を導く。相手が動きやすいように導きながら、動きの主導権はこちらが握る。相手が気づいたときには、相手の動きの方向を逸らせてしまう。これが「捨己従人(しゃきじゅうじん)」の教えが意図するところです。

 

太極拳の修行を通じて「捨己従人(しゃきじゅうじん)」の教えを学ぶのは、単に武術で相手を倒すためだけではありません。日常生活のすべてにおいて、人とぶつからず、人を活かす生き方、暮らし方ができるようになるためでもあります。

 

無痛ゆらし療法も同じです。

 

先ほど申し上げたように、無痛ゆらし療法の技術は、誰でも短期間で効果を出せるようになるところに特徴があります。しかしこのことは、無痛ゆらし療法の技術に上達の余地がないことを意味しません。むしろ無痛ゆらし療法は、極めようとすれば、どこまでも上達の余地がある技術です。

 

相手にとって最も負担のない揺らし方で揺らす技術は、数ある無痛ゆらし療法の技術の中でも、最も根本的で、最も上達の余地のある技術の一つです。この技術の本質は、太極拳で言う「捨己従人(しゃきじゅうじん)」の教えそのものです。

 

相手に負担にならない揺らし方は、相手によって異なります。同じ相手でも、体の状態や心の状態は時々刻々と変化していきます。そのときの相手に一番適した揺らし方を感知し、そのときの相手に一番適した揺らし方をするには、自分の心と体の状態を整え、どこまでも相手の動きに沿い、かつ動きの主導権は自分が握り続けなければなりません。

 

無痛ゆらし療法では、相手の動きに沿い、かつ動きの主導権を自分が握り続ける能力が高まるほど、より効果的に人を回復に導けるようになります。またその能力は、自分自身が日常生活の中で人とぶつからず、人を活かす生き方をするためにも役立ちます。

 

こうした点は、まさに武術の修行にも通じるものがあります。

人間の能力を引き出す喜び

-- 他にはいかがでしょう。

 

 

武術に限らず、人間が自分の能力を100%発揮したときには、「気づいたら、既にやっていた」ということが起こります。

 

たとえばサッカーなら、「あっ」と思ったときには体が勝手に動いて、理想的なシュートを打っている。武術だったら、自分が「あれあれっ?」と思っている間に、理想的な突きが何本も相手に入っている。スポーツでも武術でも、あるいは仕事でも、何かに本格的に打ち込んだ人なら、このような経験を1度や2度はしているのではないでしょうか。

 

私が武術で取り組み続けている課題の一つに、この「気づいたら、既にやっていた」という状態の再現性を、いかに高めていくかということがあります。

 

なぜ、「気づいたら、既にやっていた」ということが現実に起こり、その状態で発揮される人間の能力が無上に高いのだと思いますか。

 

-- なぜでしょう。

 

それは、もともと人間が、普段発揮しているよりもずっと高い能力を持っているからです。そしてその高い能力を、無意識のうちに、自分で押さえ込んでしまっているからです。

 

では、「自分の能力を無意識のうちに押さえ込んでいる自分」を消しさえすれば、人間は無上の能力を発揮できるのかと言えば、そんなことはありません。「気づいたら、既にやっていた」という状態を、再現性をもって体現するためには、「自分は自分の動きに介入しないが、自分の動きを含むすべての状況を把握している」という境地に達する必要があります。

 

私はこの教えを、中国のK老師から学びました。K老師が体現し説明してくれたこの境地を、自ら体現することが、私の今の修行課題の一つになっています。

 

-- そのような修行法と無痛ゆらし療法との間に、どのような共通性がありますか。

 

ご存じのように無痛ゆらし療法は、生理学的に言えば、相手の筋肉の緊張を取る療法です。しかし筋肉の緊張は、筋肉に働きかけさえすれば取れるというものではありません。そもそも筋肉が緊張しているのは、本人が無意識にうちに筋肉を緊張させているからです。ですから筋肉の緊張を根本的に取り除くには、無意識のうちに筋肉を緊張させている自分自身に気づかせる必要があります。筋肉を緊張させなくても動ける本来の自分を、自覚的に取り戻させる必要があります。

 

「無意識のうちに筋肉を緊張させている自分」は、「自分の能力を無意識のうちに押さえ込んでいる自分」です。「筋肉を緊張させなくても動ける本来の自分を自覚的に取り戻す自分」は、「自分の動きに介入せず自分の動きを把握している自分」です。ですから大きな目で見れば、無痛ゆらし療法を施術することは、私が武術の修行で目指している境地に、相手が近づくのを助けることでもあるのです。

これから受講する方へのアドバイス

-- これからスクールを受講する方へ、アドバイスなどがありましたらお聞かせください。

 

入り口はやさしい。奥はどこまでも深い。それがこの療法の特徴です。

これから無痛ゆらし療法を学ぶ人には、痛みに苦しむ人を助ける喜びだけでなく、人が本来持っている素晴らしい能力を引き出す喜びも感じていただけたらと思います。

 

 

本日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。

※ 岡山妹尾療法院 pepからだ工房のWebサイト
※ 取材日時 2010年6月
※ 取材制作:カスタマワイズ

恵比寿療法院やすらぎ 無痛ゆらし療法スクール

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